普通を越えていけ

最近めっちゃ読書してる

皆様ごきげんいかがでしょうか?きっと今年最後の更新となるであろう、茶色かったブログです。
最近、仕事を終えて帰宅して家事を終えると読書しまくってるんですよ。あんなにお世話になっていたYoutubeをそれほど観るわけでもなく、ゲームするわけでもなく、とにかく本を読んでいます。
前回の記事でも「舟を編む」について触れておりましたが、やはりドラマ・映画よりもまっさらな感覚で読める原作小説が好きなんですよ。
ドラマ・映画・アニメだと良くも悪くもキャストに左右されちゃいますからね。それによってめちゃくちゃいい作品になることもあるし、そのキャラクターのイメージと合ってないなと感じることもありますからね。
でも文章だったら自分の頭の中で全部思い描けるので、ストーリーやキャラクターそのものの魅力を感じることができるわけです。読むのに時間かかるけど、それは仕方ない。

そんな生活を送っている私の最近のオススメはこちら。

凪良ゆうさんの「わたしの美しい庭」って作品です。作者の凪良さんはここ数年の本屋大賞に必ずノミネートしてくるほど最近熱い作家さんのようですが、私が読むのは今回が初めてです。
この「私の美しい庭」。別に本屋大賞にノミネートされていたわけではないのですが、図書館で表紙がきれいだなーくらいの感じでジャケ買いならぬ、表紙借りをしたんですよ。そしたらまさかの大当たり。知らないところに名作って転がってるもんですね。これだから図書館行脚はやめられねえ。
ストーリーとしては両親が亡くなって母親の元旦那に引き取られた子、亡くなった元嫁と新しい旦那との子供を引き取って育てる人、恋愛対象が男の人の男性など、「普通じゃない」境遇に置かれた人たちが悩みながらも生きていくストーリーです。

しかし、ちょっと考えてみて欲しいのです。「普通じゃない」って書きましたが、普通ってなんだんず?って話です。傍から見たら「普通じゃない」状況でも、その人にとっては普通かもしれない。そもそも全人類共通の普通ってあるの?って話ですよ。
この物語の中でも度々おこるのですが、一般的に普通と呼ばれるような人たちが、この「普通じゃない」人たちに、良かれと思って気をつかうんです。でも「普通じゃない」人たちにとってはそれがおせっかいだったり、迷惑だったりもするわけで。自分の中で「普通」だと思っていても、それが周りにとって普通とは限らないんだなあと思いました。

「理解できないならできないでしかたがない。だったら黙って通りすぎればいいんだ。」
きっと他人を理解しようとすることは大事。でも考えが違うからといってちょっかいを出すのもちょっと違うんですよね。

凄く面白くてすーっと読める本でしたが、内容は非常に濃厚で考えさせられるお話でした。
このブログを読んでいるそこのあなた。あなたの両親やパートナーが作ってくれたご飯に対して「普通」なんて言ってませんか?「普通」と感じられることはきっと普通にはなく幸せなんだと私は思います。

真面目なことを書いていると具合がわるくなる

いつになくまじめに本のレビューをしてしまったので体力が減っている。本来適当な人間が無理してこんなことしちゃいけませんね。
というわけでここで、普通じゃない個性的な方をオススメしてみる。

こちらは九州のハードオフ店長の永田さんです。この人は何者かというと、文字通りハードオフの店長です。お店のジャンク品を使って一人何役もやってバンド動画を投稿していたらバズった人です。普通に歌がうまくて、楽器も全部自分で弾いて、動画編集も自分でこなすエンターテイナーの鑑みたいな方です。ただ歌と演奏が上手いだけではなくて、所々にコボケも挟んでくるので毎回楽しみになるんですよね。

この方の本当にすごい所は、今回のテーマの「普通」をぶち破っていることだと思います。ハードオフの店長がYoutuberって普通ではないですよね。
でも自分が持つ才能を発揮することで、ジャンク品を宣伝して店の知名度が上がって売り上げに貢献するという、永田さんにしかできないお仕事のスタイルを貫いているのが凄い。毎回動画の最後に出てくる

「ジャンクは宝の山」

ってキャッチコピーがめちゃくちゃ輝いて見えます。
実はこの永田さん、昨日から10日連続動画アップに挑戦されています。なんと24日・クリスマスイブには「HONEY」「浸食」「花葬」という我々世代にはたまらない3曲がアップされるようです。同世代の皆さんはぜひチェックしてみてください。
ちなみに個人的に好きなのはこいつ。

今日も長くなってしまった。

また今回も長くなっちまった…。ここまで読んでくださった方、本当に申し訳ございません。
せめてもの禊としてラーメンのっけて終わります。

こちら十和田市のそべーぴの「ごまこくラーメン」です。これでもかというほどのごまです。そべーぴのラーメンは全部そうなのですが、スープの旨味が本当にすごい。食べているうちに口の中がうま味でいっぱいになるのです。
具の中で特徴的なのはチャーシュー。厚めに切られたチャーシューは少し繊維質ですが、口に入れるとほどけるような感じです。味もしっかりついてて非常に美味しかったです。

さらに坦々丼(ハーフ)を追加。辛みはそれほどではありませんが、ほどよい酸味がご飯に合う本当に美味しいどんぶりでした。

ちなみにそべーぴの魅力は美味しいだけではない。なんとこの2品で1000円という安さ!十和田にお立ち寄りの際はぜひ行ってみてくださいね!絶対前にもオススメしたことあるだろうけども。

長くなりましたが、それでは。

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