最近読書も映画鑑賞もしておりません。
一時期はあんなに好きだった趣味でもなかなか楽しむ時間を設けられないというのが実情です。
一年前は欠かさず行っていた趣味を何一つとして続けられていないなんて考えられませんね。
でも時間があれば読書したいし、映画も観たい。
というわけで最近は新作なんて追えていないのでもう一度見たいなと思う映画や小説がこちら
こちら「しゃべれどもしゃべれども」
この小説は本当に面白かった。
なかなか芽が出ない落語家見習いの若者が、コミュニケーションで悩む人たちに落語を教えて自分自身も成長する。。。ってのがめちゃくちゃ簡単なストーリー解説です。
こちらの物語はゆっくり進むストーリーはさることながら、落語家の話らしく登場人物のセリフや文章の作り方も面白い。
小説家ってこんな文章の書き方もできるんだ~って思わず関心してしまうような文章です。
そして、このお話のさらにすごいところは実写映画が裏切らないというところ。
私個人的な感想として、小説の映画化って8割くらいの確立で原作の劣化版となっていると思っています。
たまに全然違う話になっている映画もあるけど、そんなの原作を映画化しないでオリジナルで作れよって思ってしまうとです。
そんな中、こちらの実写映画は大満足の出来です。
主演の国分太一、ヒロインの香理奈が凄くよい。
脇役もほぼぴったりの俳優さんが固めています。
唯一主人公が憧れるお嬢さんがイメージと違ったのが残念ですが、香理奈の引き立て役としては正解なのかもしれません。
何よりも、小説のイメージを壊さず、東京下町っぽい空気、ゆっくり過ぎる時間、落語の面白さなど様々な要素がしっくりくるのです。
そしてラストシーンにここぞとばかりにながれるゆずの「明日天気になぁれ」
この主題歌がぴったりはまっているし、ゆずの隠れた名曲だと思います。
おそらくしゃべれどもしゃべれどもといってもピンとくる方は少ないと思いますが、非常に面白い映画ですよ。
のんびりと映画観たい方にお勧めかなと思います。
この予告編の最後に書かれている
みんな、何とかしたいいって思ってる
今のままじゃ、だめだから
凄く響きますね。
ああ映画観たいな。
今週末からの金曜ロードショーのアニメ連発に期待しようかな。
さあ、寝よう。
それでは。
おもしろーいねー