年の瀬に新海誠もいいじゃない ~2作品レビュー~

気づけば今年もあと3日…

今年は本当に濃い一年でした。

転職するわ、コロナで引きこもり期間が長くなるわ、かなり太るわ、大変な一年でございました。

新しい仕事も無事仕事納めして参りました。

来年はもっと知識を深めて戦力になれるよう頑張らねば。

バスケは先日のミニバス県大会をもってバスケ納めです。

いやー、県大会ともなると小学生といえども迫力があるプレイが目白押しですね。

スキルの高さはもちろん、男女ともにディフェンスの強度やボールへの執念が桁違いです。

山崎イブ君もいいけど、ミニバスもいいですよ。

ちなみに県大会の準決勝と決勝はずっとAコートのオフィシャルをしていました。

八戸市にはスタッフがたくさんいるのに、なぜか駆り出される私。

しかも字が汚くてテストを減点されたことがある私が決勝戦のスコアを書くとはだれも想像することができなかったでしょう。

でも一番の特等席で試合を観戦できたし、市のミニバス連盟に貢献できたということでOKですね。

来年はこの舞台にチームで出られるように頑張りたいですね。

というわけで超大型情報番組であるこのブログも本年は残すところあとわずか。

1月3日にあの大ヒット作品「天気の子」が地上波で放送されるということで、本日の深夜も同じ新海誠監督の2作品が放送されるそうです。(【悲報】青森県では放送されない模様)

今年のコロナ騒ぎで引きこもっていたころ、誰かが宮崎駿の後継者は新海誠だって言っていたので一通り作品を鑑賞してみたのです。

どこが宮崎駿の後継者だよ。私に嘘を教えたヤツは出てきてほしい。

けどまあ確かにヒットする理由はわかりますね~

映像がきれいだし普通に楽しんで観れましたよ。

本日深夜放送される作品の1つ目は「秒速5センチメートル」

これは大学か社会人1年目くらいにかなり話題になったのを覚えております。

秒速5センチメートルって桜の花びらが舞い落ちるスピードなんですってね。

観た事なかったのにそんな雑学まで覚えているってことは当時もヒットしたのでしょう。

気になってはいたけれど、ようやく観たのは2020年でしたね~

こちらが予告編でございます。

予告編を観るだけで初めて鑑賞したときの切ない感じを思い出しちゃいますね。

この作品は3部構成になっております。

第一話でヒロインが引っ越して違う県の中学校に引っ越してしまいます。

電車を乗り継ぎヒロインに会いに行くのですが、そこで大雪にあってしまいタイヤが乱れて約束の時間に遅れてしまいます。

どんどん遅れる電車に焦る主人公の焦りや不安、会いたい気持ちなど静かに、切なく描かれています。

数時間遅れたにもかかわらずヒロインは駅で待っていて、再開を果たす。

将来は不安だけど、きっと大丈夫。

という感じで第一話が終了します。

ここまでだと歴代でも最高クラスのアニメ映画だと思いました。

30代半ばのおっさんでも切なく観られる映画なんて他にあるだろうか。(いやない)

久しぶりに画面に引き付けられてしまいました。

そしてそこからの第2章。

ん?

ラスト第3章。

ん?んん~?えぇ…

って感じでした。

ここまで来たらベタでも全然いいのに!なんでこんなことに…

って感想でした。

色々な受け取り方はあるのでしょうけれども、私は不満なラスト。

新海作品ってなぜこんなに男が病的なくらいダメ男になるのか…

第一話のテンションのままだったら名作だったのになと思いました。

それでも山崎まさよしのワンスモアなんちゃらは最高でしたね。

映画の雰囲気に合いますし、そもそもいい曲ですわ。

惜しい映画でしたね。

ちなみに「君の名は」がヒットしたのはベタなハッピーエンドだったからだと私は思います。

ラスト以外は「秒速5センチメートル」も近いレベルにあると思います。

そして2作品目。

「星を追う子ども」です。

こちらはかなりファンタジーなストーリーで子供も好きそうな映画ですな。

でもね。

なんか既視感が働くの。

全てのシーンがジブリで観た事あるような…

パク…オマージュかな?

きっとリスペクトだな。

宮崎駿の後継者ってこの作品のことをいっていたのか。成歩堂龍一。

と冗談は置いておいて、登場人物の先生なんてもろにムスカに見えるしもののけ姫の村みたいな所も出てくるし、カリオストロの城の敵みたいなヤツも出るし…

ジブリすぎてストーリーに集中できませんでした。

ジブリとの共通点を見つけながら観るのも楽しみ方の一つかもしれません。

とまあ、こんな感じで新海作品はほとんど観たのですが、面白いけれどもう一歩という作品が多かったです(個人の感想です。)

そして、これって新海監督の趣味?(性癖?)みたいな表現がたまに出てくるのがなんとなく、うーんってなるのです。

そういった点をひっくるめて色々マイルドでハッピーエンドの「君の名は」は大ヒットした理由がわかる作品だなと思います。

新海作品を初めて観るよって方はやはり「君の名は」がおススメですかね。上白石萌音ちゃんだし。

ちなみに「天気の子」は個人的にはそこまで面白いとは感じなかったです。

でもミニバスの子たちに聞くと「君の名はより面白いですよ。コーチがおっさんなんです。」ですって。

自分も年取ったなって思ったところで今回はここまで。

それでは。

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