転職をいたしまして…(アニメ版舟を編む感想)

舟を編む

私、13年間お世話になった会社を辞めて転職いたしました。

かなり長いこともやもやを抱えながら仕事をこなしておりましたが、やはり一度きりの人生で不完全燃焼はしたくないということで、将来に不安を抱きつつも一大決心をした次第であります。

まだ新しい職場に勤めてから半月しかたっていませんが、今のところ充実しております。

これから私が職業とするものはWeb関係の営業職。

多少のHTMLなどのホームページ作成の技術はありますが、まだまだ知識不足。

このホームページも簡易的ではありますが、知識レベルアップと趣味の両方を兼ねてWordPressで作成しました。

これからレベルアップと自己満足のため、色々と記事を上げていこうと思っております。

ちなみにこのホームページのテーマは個人の趣味を一方的に発信する超大型情報番組です。

よろしくおねがいします♡

というわけで、突然のアニメのPVです。

新しい職場が決まって希望と不安に挟まっているときに、Amazonプライムビデオで「最近急上昇のTV番組」に出てきました。

こちらの「舟を編む」の原作は三浦しをん作の小説ですが、実写映画にもなっています。

以前からいつか読もうと思っていた小説ですが、なかなか読む機会がなかった作品です。(実写映画は個人的にキャストが納得いかず…)

まあ、原作が有名だし仕事がテーマのお話だからタイミング的にも面白く見れるかなと軽い気持ちで観たのですが、かなりはまって一気見してしまいました。

簡単に言うと、辞書を新しく作りましょうってお話です。(超略)

このお話の何が面白いかというと、大きな事件はないのですが、登場人物一人一人が情熱とプライドをもって仕事を完成させていくところですね。

主人公の馬締(まじめ)は名前の通り真面目な性格で言葉に精通していたのですが、元々所属していた営業部では冴えない営業マンでした。

偶然辞書作りの才能を認められて辞書編集部に異動となるのですが、そこから辞書作りに没頭していきます。

この主人公の馬締さんがいいキャラクターでして、ラブレターを渡した相手がラブレターを渡されたと確信が持てないほど古文調で難しい恋文を渡してしまうくらい不器用な男です。

そんな真面目過ぎて不器用すぎる男が辞書作りを通して成長していくのがこの物語の見所でもあります。

その他の登場人物もかなり魅力的です。

チャラくて辞書作りに向いていない様に見えるが社交性を武器に、辞書編集部から移動した後も辞書作りをサポートし続ける先輩。

定年後も辞書作りをサポートし続ける元上司。

辞書作りに人生を捧げる国語学者の先生。

黙々と編集部を支える契約社員。

ファッション雑誌編集から異動となり、迷いながらも自分なりに協力する方法を探る後輩。

板前を目指しながら、主人公の一番の理解者である後の奥さんなど…

全ての登場人物がそれぞれの仕事に迷いながらプライドを持って進んでいく…

そんなお話です。

本当に最初から最後まで淡々と進んでいくストーリーですが、それが逆にこの物語の熱い部分を静かに盛り上げているように感じます。

そして、無限にある言葉を海に喩え、その言葉の海で迷わないようにする辞書を舟に喩える。

そんな「舟を編む」の描写がアニメでなくては描けない、すごく綺麗な映像でした。

もし仕事で迷ったり、何か考えることがあるという方は是非見てほしい作品です。

というわけでオススメアニメのご紹介でした。

今後も一人で勝手に記事を更新していこうと思うのでよろしくお願いします。

それでは。

3件のコメント

  1. やっほー久しぶり!
    とうとう転職したんだね!いいなー俺も転職したいけど一歩を踏み出せずにいるわぁ。
    ブログ、これからも楽しみにしとるぜ。俺も昔、舟を編むの感想を書いたことがあるけど、感動するポイントが同じだったな。感性が似てるんだな😆

    1. てっちさん
      お久しぶりーふです
      ついに転職しちまったぜ!
      正直この歳になって転職なんて厳しいかと思ったけど、当時の青森県はそんなにコロナの影響もなく助かったぜ
      これからどうなるかはわからないけど、とりあえず踏み出せてよかった!

      前から思っていたけど、てっちのブログ面白いよね!
      自分の言葉でちゃんと書いてるし、ボケ突っ込んでくるし
      舟を編むの感想も読ませてもらったけど、確かに似たような所に反応してるね
      西岡最高だぜ
      昔から悲しいダジャレとか、マザーとか好きな物は似てたから感性は近いかもしれないね
      これからいっぱい書いていくのでよろしくお願いしますね~

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