楽しみは音楽

ここ最近、やるべきことが多くて仕事から帰ってご飯食べて洗濯して気が付いたら記憶がない日が続いております。
やりたいことはたくさん、学ぶこともたくさん。
幸せなことなんでしょうね。
そんななか、心の癒しとなっているのが音楽。
例えば映画観ながら他の事するとかかなり難易度が高いけれど、音楽聞きながら何かをするってそれほど難しくないですよね。
ここ最近は音楽を聴くのが楽しみです。
とはいえ、いくら好きな曲といえども聴きすぎる飽きてしまいます。
というわけでおっさん特有の懐メロに走って、数年ぶりにある歌手に大ハマりしてしまったのです。

偶然聴いたスキマスイッチ

はい、スキマスイッチ聴いてます。
若いころから好きでしたが、最近は全く注目していませんでした。
好きとは言っても若いころもゆずとかミスチルとかの陰に隠れていた存在だったので隅々まで把握しているわけでもないのですが、好きな曲はたくさんあります。
たとえばこちら

「冬の口笛」はメロディーも歌詞も優しくて大好きな曲でした。
久しぶりに聴いてみてもいいなあ。
タイトル通り冬の曲だけど心が温まる良曲です。

続いては夏うた、「アイスクリームシンドローム」
これ、有名曲の陰に隠れているけれどもかなりの名曲だと思います。
本当は好きなのに、ずっとお友達という複雑な関係にモヤモヤしているストーリーですね。
その微妙な距離感の描き方が秀逸。
2番の歌詞にアイスクリームとかシンドロームとかタイトルのワードが出てくるので、そこを考察してみたらもっと楽しめてしまう。
サビにぬるっと入る感じも凄く好き。

こんな感じで誰もが知っている代表曲以外にもいい曲がたくさんあるのです。
スキマスイッチのアルバムを適当にランダム再生するだけでいい曲に巡り合えてしまいますよ。

飲みに来ないか？（飲めるとは言っていない）

ちなみになぜいきなりスキマスイッチ熱が再燃したかというと、こちらの曲を聴いてしまったから。

こちら「飲みに来ないか」
この曲は発売当時にチューハイのCMのタイアップ曲で、サビを聴いて一目惚れならぬ一耳惚れでした。
曲も好きだが、歌詞もまた最高。
彼女と喧嘩して意地を張ったりしている彼氏が焦って仲直りしようとして飲みに来ないかって言っている曲です（超略）。
微笑ましくて聴くだけで幸せな気分になれる良曲です。
スキマスイッチってこんな感じのちょっと軽い感じの曲も魅力です。
こんな感じでただただ平和な曲もいいですね。
スキマスイッチは表現の幅が広く、こんな感じの曲もあればファンタジー調の曲もあり、重めの曲もある。
その幅広さが魅力ですねえ。

一番好きな曲はあいつ

ここまでも十分に熱く語ってきましたが、まだ一番好きな曲は出していない。
皆さんはスキマスイッチといえば？と聞かれたらどんな曲を思い浮かべるでしょうか。
きっと多いのは「全力少年」「奏」「ボクノート」あたりかなと予想。
でも代表曲がいいのは当然。凄い歌手はさらにもっといい武器を持っているはず。
というわけで私が一番好きな曲はこちら。

「マリンスノウ」ですね。
直訳すると海雪。黒人演歌歌手かな？
とかそんなわけもなく、マリンスノウとは潜水艇などが光で照らしたときに深海に浮かぶ白い降雪のようなものだそうです。プランクトンの死骸とか言われてるとかなんとか。
そんなわけでこの曲は深海をテーマにした曲…とみせかけて彼女と別れた男性の気持ちを深海に沈んでいく様子に喩えた曲です。
この曲も一耳惚れの曲でしたが、歌詞の内容をじっくりと聴いてみると表現がきれいでびっくりしてしまいました。
何気なく使われているワードも海を連想させるような言葉を選んでいて、凄いなあと思いました（小並感）

君のこと空気みたいだと思っていた　失くしたら息苦しくって

この部分、すげえなって思いました。
そして一番好きな部分

1番サビ
君のいない海を逃れようとしたけど　想い出の重さで泳げない

ラストサビ
君のいない海で生きていこうとしたけど　想い出の重さで、泳げない

想い出の重さで泳げないって表現力よ。
そしてラストサビで前向きになったと思ったところで突然出てくるこの「、」
この表現、すげえよ。前向きに生きていこうとしたけど「でもやっぱり」って意味なのかな。
「、」があるだけで解釈の幅が凄く広がる気がする。
ぜひ聴いてみてストーリーを楽しんでみてください。

そして長くなったので詳細は書きませんが、この「さいごのひ」って曲も好き。
さいご→最後？最期？
ひ→日？火？灯？
のような言葉遊び的な要素もあります。
スキマスイッチの世界を感じてください。

明日もがんばろう

疲れていても良いものに触れ合うとやる気がでてきますね。
最近は気づけば寝ているのですが、結局夜中に目が覚めたりなかなか疲労がとれませんが、良いもの見て聴いて頑張っていくべな。
皆さまお忙しいでしょうけれど明日も頑張りましょう。

それでは。